【S16シングル】スピアー入りマンダサイクル 【最終2102】
ワジャイナと申します。シングルレートS16にて、最終レート2102を記録した構築について書かせていただきます。 構築自体はS15で使っていたものから全く変更していないため この記事の内容は簡易にし、詳細を知りたい方はお手数ですがS15の記事を見ていただく形になります。
【使用構築】
●S15:最終2202 の記事
【個別解説】
・ステータス
性格:意地っ張り
α:
メガ前
201(244)-187(116)-×-101(4)-116(116)-124(28)
メガ後
201(244)-198(116)-×-151(4)-125(116)-144(28)
メガ前準速70族抜き抜き、メガ後A11n、余り耐久
1舞恩返しで、無振りガブ、ガルーラ確定1
B特化クレセリア、ポリ2を確定2
メガガルーラのガブ確1程度の火力の冷凍ビーム確定耐え
C無振りクレセリアの冷凍ビーム+ゴツメ×2 確定耐え
C特化珠バシャーモのめざ氷最高乱数以外耐え(6.3%)
A200ガブリアスの逆鱗高乱数耐え(31.3%) ≒ 威嚇込みA200ガブリアスの鉢巻逆鱗高乱数耐え
or
β:
201(244)-187(36)-151(4)-×-136(204)-143(20)
この構築で重いロトムに多少戦えるように、また、他への性能も落とさない調整。
眼鏡FCロトムのめざ氷高乱数耐え(12.5%)、無振りFCロトムのめざ氷超低乱数2(2.7%)等を目安にDを底上げしつつ、Aを舞恩返しで特化クレセリアやポリゴン2を高乱数2発、無振りガブガルを高乱数1発の最低限の値まで落としました。
・技構成
恩返し / 地震 / 竜の舞 / 羽休め
・ステータス
陽気
メガ前
143(20)-142(252)-72(92)-101(4)-124(140)
メガ後
143(20)-202(252)-72(92)-101(4)-201(140)
意地ガルの不意打ち耐え、S130族抜き
・技構成
蜻蛉返り / 毒づき / 叩き落とす / 守る
叩き落とすはドリルライナーと選択。
レボルト入りへは ほぼ選出していました。
■ブルンゲル@オボン
・ステータス
性格:図太い
207(252)-×-134(252)-105-125-81(4)
・技構成
波乗り 鬼火 挑発 自己再生
・ステータス
181(252)-115(4)-201(252)-×-136-22
メガガルーラの炎のパンチや、太鼓マリの叩きを耐える乱数を上げるためB特化
・技構成
ジャイロ / 種マシンガン / 宿り木 / 眠る
眠るはステロでも良いですが、スイクンによく後出しするため眠るを採用。
■ヒートロトム@残飯
・ステータス
性格:穏やか
157(252)-×-127-125-154(100)-126(156)
無振りクレセのサイキネを身代わりが耐えるまでDを伸ばし、余りをSに振ることでクレセドランに対する駒に。 (臆病ドラン非考慮)
・技構成
放電 / めざ氷 / 鬼火 / 身代わり
■ポリゴン2@進化の輝石
・ステータス
性格:生意気
191(244)-101(4)-112(12)-126(4)-160(244)-72
DとBを2n。A200ガブの逆鱗、A147珠ゲッコウガのけたぐりが超低乱数2(0.4%)
C177珠ボルトロスの気合玉が中低乱2(46.1%)
C222メガゲンガーの気合玉が低乱数2(16%)
・技構成
恩返し / 冷凍ビーム / 電磁波 / 自己再生
マンダの弊害となるゲッコウガ、ボルト等の受け。
身代わり滅びゲンガーの増加から、現環境ではゲンガー受けとしての性能は低め。
スピアーの枠をどのポケモンに変えるかがこの構築の課題。
【最終2202】メガスピアー入りマンダ軸サイクル 【シングル】
ワジャイナと申します。シングルレートS15にて、最終2202を記録した構築について書かせて頂きます。
S15では、ここ数シーズンでかなり流行していたガルガブボルトスイクン炎霊の対面構築が減り、逆に一昔前に流行していたガルーラクレセドランが数を増やしていました。 最も多く見たのはガルガブクレセドランガッサゲンガーで、恐らくこれが今のガルクレセドランの主流で 他にもゲッコウガがいたりファイアローがいたり、等の亜種がありました。
個としては、毒ボルト、身代わり滅びゲンガー、めざ炎ゲッコウガをよく見かけました。
特にガルクレセドランにいるゲンガーは殆どが身代わり滅びゲンガーだったので、ガルクレセドランにいるゲンガーは型を一点読みしてもいいかもしれません。
【使用構築】
と愉快な仲間達
●簡易紹介(スマホからなので見辛くてごめんなさい)
ポケモン | 持ち物 | 性格 | 努力値 | 技 |
---|---|---|---|---|
ボーマンダ | メガ | 意地 | H244 A116 B4 D116 S28 | 恩返し / 地震 / 竜の舞 / 羽休め |
スピアー | メガ | 陽気 | H20 A252 B92 S140 | 蜻蛉 / 毒づき / 叩き落とす / 守る |
ブルンゲル | オボン | 図太い | HB252 | 波乗り / 鬼火 / 挑発 / 自己再生 |
ナットレイ | ゴツメ | 呑気 | HB252 | ジャイロ / 種ガン / 宿り木 / 眠る |
ヒトム | 残飯 | 穏やか | H252 D100 S156 | 放電 / めざ氷 / 鬼火 / 身代わり |
ポリゴン2 | 輝石 | 生意気 | H244 A4 B12 C4 D244 | 恩返し / 冷ビ / 電磁波 / 自己再生 |
【個別解説】
・ステータス
性格:意地っ張り
メガ前
201(244)-187(116)-×-101(4)-116(116)-124(28)
メガ後
201(244)-198(116)-×-151(4)-125(116)-144(28)
メガ前準速70族抜き抜き、メガ後A11n、余り耐久
1舞恩返しで、無振りガブ、ガルーラ確定1
B特化クレセリア、ポリ2を確定2
メガガルーラのガブ確1程度の火力の冷凍ビーム確定耐え
C無振りクレセリアの冷凍ビーム+ゴツメ×2 確定耐え
C特化珠バシャーモのめざ氷最高乱数以外耐え(6.3%)
A200ガブリアスの逆鱗高乱数耐え(31.3%) ≒ 威嚇込みA200ガブリアスの鉢巻逆鱗高乱数耐え
☆他 調整案
201(244)-187(36)-151(4)-×-136(204)-143(20)
この構築で重いロトムに多少戦えるように、また、他への性能も落とさない調整。
眼鏡FCロトムのめざ氷高乱数耐え(12.5%)、無振りFCロトムのめざ氷超低乱数2(2.7%)等を目安にDを底上げしつつ、Aを舞恩返しで特化クレセリアやポリゴン2を高乱数2発、無振りガブガルを高乱数1発の最低限の値まで落としました。
・技構成
恩返し / 地震 / 竜の舞 / 羽休め
構築の軸。素早さを落として火力と耐久に振ったことで、起点に出来るポケモンと1舞で倒せる範囲を広げました。
恩返しの火力もかなりあるため、高耐久と合わせて舞わずに恩返しで負担をかけるだけで強力。
調整はしっくりきていましたが、再考の余地あり。
・ステータス
陽気
メガ前
143(20)-142(252)-72(92)-101(4)-124(140)
メガ後
143(20)-202(252)-72(92)-101(4)-201(140)
意地ガルの不意打ち耐え、S130族抜き
・技構成
蜻蛉返り / 毒づき / 叩き落とす / 守る
叩き落とすはドリルライナーと選択。
C15で有名なメガスピアー。この構築は、選出するしないは別としてスピアー入りで勝ちたかったので組みました。
悪巧みレボルトを止める唯一の手段なので、レボルトがいたら選出します。
出した試合の勝率は8割なので、刺さっている相手に出せば活躍出来るポケモンです。
■ブルンゲル@オボン
・ステータス
性格:図太い
207(252)-×-134(252)-105-125-81(4)
・技構成
波乗り 鬼火 挑発 自己再生
よく言われている数値不足は使用していて全く気にならず、砕く以外のガルーラに対して後出しが安定し、ゲンガーのキャッチも効かないのは言うまでもなく優秀。交換読みで砕くを誘うため、後述するゴツメナットレイの性能も上げてくれました。
・ステータス
181(252)-115(4)-201(252)-×-136-22
メガガルーラの炎のパンチや、太鼓マリの叩きを耐える乱数を上げるためB特化
・技構成
ジャイロ / 種マシンガン / 宿り木 / 眠る
眠るはステロでも良いですが、スイクンによく後出しするため眠るを採用。
言わすもがなマンダとの相性が抜群。昔使っていたマンダ軸
http://wajainapoke.hatenablog.com/entry/2015/09/15/192831
の時にはそこまで思っていなかったのですが、今期使用していて相性の良さを痛感しました。
■ヒートロトム@残飯
・ステータス
性格:穏やか
157(252)-×-127-125-154(100)-126(156)
無振りクレセのサイキネを身代わりが耐えるまでDを伸ばし、余りをSに振ることでクレセドランに対する駒になります。 (臆病ドラン非考慮)
・技構成
放電 / めざ氷 / 鬼火 / 身代わり
クレセドラン対策とファイアロー、ギルガルド受け。 耐久に多く割けてないため、数値不足感が否めないですが刺さる相手にはガン刺さりしていました。
■ポリゴン2@進化の輝石
・ステータス
性格:生意気
191(244)-101(4)-112(12)-126(4)-160(244)-72
DとBを2n。A200ガブの逆鱗、A147珠ゲッコウガのけたぐりが超低乱数2(0.4%)
C177珠ボルトロスの気合玉が中低乱2(46.1%)
C222メガゲンガーの気合玉が低乱数2(16%)
・技構成
恩返し / 冷凍ビーム / 電磁波 / 自己再生
マンダの弊害となるゲッコウガ、ボルト等の受け。
Bに殆ど割いていなくてもかなりの耐久があり、物理もある程度受けられるため 恐らく一番活躍したポケモン。
役割の似ているハピナスと迷いましたが、珠けたぐりゲッコウガも受けられる点、ガブマンダ等に厚くなる点等でポリ2を採用。
身代わり滅びゲンガーが辛かったです。前述したとおりガルクレセドランのゲンガーは滅び身代わりのため、ポリゴンで受けずにマンダで倒した方が良いです。
ここまで見てくださってありがとうございました!
【S14 最終2209】バレルゲンガー受けループ 【シングル】
ワジャイナと申します。
シングルレートS14にて 2209を達成した構築について書かせていただきます。
S14の印象としては過去に流行していたガルクレセドランが再流行しており、対面構築の多さも相まってガルーラがさらに増加、
そしてメガゲンガーの型の1つである身代わり滅びの数も増加していると感じました。
【使用構築】
ポケモン | 持ち物 | 性格 | 努力値 | 技 |
---|---|---|---|---|
メガゲンガー | ナイト | 臆病 | H188 C124 S196 | 祟り目 / 気合玉 / 道連れ / 鬼火 |
ガブリアス | ゴツゴツメット | 陽気 | AS252 B4 | 地震 / 逆鱗 / ステロ / 剣舞 |
ハピナス | つららのプレート | 穏やか | B252 D116 C140 | 地球投げ / 冷凍ビーム / 電磁波 / 卵産み |
エアームド | 光の粉 | 腕白 | HB252 S4 | アイアンヘッド / 鉄壁 / 毒 /羽休め |
モロバレル | 黒いヘドロ | 図太い | H236 B188 D84 | ギガドレ / イカサマ / クリアスモッグ / キノコの胞子 |
ヤドラン | 綺麗な脱け殻 | 図太い | HB252 D4 | 熱湯 / 冷凍ビーム / 毒 / 怠ける |
バレルゲンガーの並びはS12に使用していましたが、
wajainapoke.hatenablog.com
並びの強さは感じていたものの2200に届かなかったため、ハピムドーヤドランの受け回し、所謂受けループの並びと合わせて組み直しました。
【個別解説】
・性格 臆病
・努力値 H188 C124 S196
H - 16n-1
A200ガブリアスの逆鱗最高乱数以外耐え
余り C
祟り目で無振りメガゲンガー87.5%の高乱数1
異常祟り目で無振りボルトロス 87.5%の高乱数1
気合玉でD4サザンドラ、砂下H252バンギラス確定1
・技構成
祟り目 / 気合玉 / 鬼火 / 道連れ
気合玉は後述するガブリアスのステルスロックと合わせてバンギラスを落とす、受けループの唯一の突破手段です。
【このポケモンについて】
リザードンが減り、クチートやヘラクロスが増加傾向にあるため1:1交換による詰めを通せる構築は多くなったと感じましたが、噛み砕くをもったガルーラが増えていたためガルーラ処理役としては少し動きづらくなった印象です。
1:1交換を通せば勝てる構築が増え、受け回しが安定して出来るようになり、
バレルゲンガーによる誤魔化し(最速起き非考慮で祟り目)をする機会が減ったため
前に使用していた、後攻胞子からの祟り目で数的有利を取ってから道連れで詰めるパターンを主としていたバレルゲンガーと異なり、この構築では 1:2交換に固執することは少なく、メガゲンガー単体での1:1交換から裏の受け回しで詰めるパターンが多かったです。
そのため、純粋な受け回しの中では役割が薄めなモロバレルの選出率は落ちてしまいましたが、バレルゲンガーを通して勝つ試合も多数あったため、バレルゲンガーは一つのギミックとして非常に強力であると感じました 。
選出率 1位
・性格 陽気
・努力値
H12 A188 B52 S252 or AS252 B4
左
HB- A177メガガルーラの親冷凍パンチ 68.7%で耐え
A - ゴツメ鮫肌×2 が入った 197-121メガガルーラ(最も多かったグロ秘密ガルーラ)を地震で81.3%の高乱数1
S最速
最速冷凍パンチガルーラにも勝てるように左で使用していましたが、出てくるガルーラがほぼグロパン持ちで後出しもほとんどがグロパンに対してだったのでAS振りでも。
・技構成
逆鱗 / 地震 / ステロ / 剣舞
対面構築に対してハピナス ヤドラン ガブリアスと選出するため、瞑想スイクンの処理ルートとして剣舞、リザウルガモスが重いためステロを採用。
【このポケモンについて】
私の中でガブリアスは他の地面と比べて役割を持たせづらく、評価が低かったポケモンですが、ゴツメガブリアスを使用して、ガルーラのグロパンやゲンガー読み噛み砕くを誘う構築のゴツメガブリアスはかなり強いポケモンだと感じました。
噛み砕く持ちの増加によってゲンガーでは安定しなくなったガルーラへの後出しだけでなく、ステロによる対リザ入りへの性能も相まって 構築の穴を埋めてくれたポケモン。
リザードン入りと対面構築にしか出していないので選出率は低め。
選出率6位。
■ハピナス@つららのプレート
・性格 穏やか
・努力値 B252 C140 D116
B - A177メガガルーラの親子愛捨て身 75%で耐え
C - プレート冷凍ビームで無振りガブリアス87.5%の高乱数1
D - 11n サザンドラの眼鏡気合玉 96.1%で2耐え
・技構成
地球投げ / 冷凍ビーム / 卵産み / 電磁波
【このポケモンについて】
耐久ボルトロスや よく後出しされるガブリアスやランドロスに対して確定数を変えるプレート持ち。
ハピナスは脱け殻が一番採用されている持ち物ですが、メガゲンガーに強いこのポケモンに脱け殻を持たせても発動させることはなく滅びの歌もハピナスの脱け殻採用率の高さから打たれることはほぼないので、
他のポケモンに持たせ メガゲンガーに対してもサイクルを回せるようにしました。
Bに多く努力値を割いていますが、HDにかなり厚く振ると無補正C252メガゲンガーの気合玉を3耐えすることが出来、催眠気合玉ゲンガーにも安定感が増しますが、 上位の催眠ゲンガーの殆どが催眠祟り目ヘドロ爆弾道連れという構成であり、HDに厚く振る利点が催眠気合玉ゲンガー以外にほぼないため、催眠気合ゲンガーだけを意識した調整はせず、Dをサザンの眼鏡気合玉超高乱数2耐え程度にし、ある程度の物理攻撃を耐える無補正B極振りという振り方にしました。
穏やか気合玉ボルトロスには、対面では大体打ち勝てますが、悪巧みに後出しだと負けるので注意が必要です。
選出率 2位
■エアームド @ 光の粉
・性格 腕白
・努力値 HB252 S4
Bにかなり厚く振ると太鼓叩きじゃれつくアクジェのマリルリを後出しから鉄壁で受けられますが、受けループのムドーのテンプレであるメガサナのハイボ2耐え程度の特殊耐久を持たせるにはDに多く割かなければならないので、下手にDに振ることはせず、HB特化。
・ 技構成
アイアンヘッド / 鉄壁 / 挑発or毒 / 羽休め
【このポケモンについて】
ガブリアスにゴツメを取られているため、他の持ち物の中で最も汎用性の高い光の粉。 積み技のないガルーラを選出画面で牽制出来、グロパンを誘うためゴツメガブリアスとの相性がいいです。
エアームドは鉄壁で受けられる相手には勝てるため、ゴツメがなくても十分な性能でした。
マンダマンムーは特殊マンダでなければエアームド一匹で完封でき、増えていたクチートにも後出しから処理できる等、環境に刺さっていたと感じました。
欲を言えば 後述するヤドランに持たせている脱け殻をこのポケモンにも持たせたかったですね、
選出率5位
■モロバレル@黒いヘドロ
・性格 図太い
・ 努力値
H236 B188 D84
H - 3n (再生力回復量最大)
HB - 補正無しガブリアスのランク2↑逆鱗を 62.5%で耐え
HD - C252珠ゲッコウガの冷凍ビーム最高乱数以外耐え 、眼鏡サザンドラの流星群を75%で耐え
・技構成
ギガドレ / クリアスモッグ / イカサマ / 胞子
【このポケモンについて】
構築の軸の一匹。 受けループに一番採用されている草枠はフシギバナですが、モロバレルは胞子以外にも対ギルガルド性能がある点で差別化出来ます。 純正受けループはめざ氷ギルガルドに簡単に対策されてしまいますが、モロバレルは受けることが可能です。
後攻胞子からの祟り目の動きを通すより、1:1交換による詰めが多くなったため、前は一番だった選出率が低めに。
選出率 4位
■ヤドラン@綺麗な脱け殻
・性格 図太い
・努力値
HB252 S4
S4振りは麻痺したメガゲンガー抜き
・技構成
熱湯 / 冷凍ビーム / 毒々or電磁波 /怠ける
使っていたのは毒ですが、どちらにせよ ほとんど打たなかったため どちらでも。
【このポケモンについて】
地雷枠?
一般的な受けループのヤドランはメガ鉄壁ですが、
対面構築をはじめとしたメガゲンガー入りのスタンはハピヤドランで回せることが多いため 追い打ち枠を省くことでメガゲンガーを誘う構築にし、
ハピと物理が対面してしまった時に メガゲンガー釣り出しの択を防げるように脱け殻を持たせました。
実際、メガゲンガー+バシャ等の物理でこの構築を崩そうとする事がとても多かったので 脱け殻は刺さっていました。
脱け殻を持たせたことで メガゲンガーが選出された場合に ハピヤドランと選出出来た時の勝率はとても高いです。
マンムーの増加や 叩きメガ(珠)バシャの減少により素ヤドランの受けられるポケモンが増え、さらに受けループのヤドランはメガ鉄壁持ちのイメージがあるため 深読みを誘えたり、と刺さっていた印象です。
選出率3位
これで構築記事を終わります。見てくださってありがとうございました!
【シングル】カントークラシック 最終1820 25-2
ワジャイナと申します 。 カントークラシックにて、1820に到達した構築について書かせていただきます。
カントークラシックの感想としては、カビゴン ピクシーが殆どのパーティに採用されていて、フシギバナや、モルフォンバトン、ラッキー、毒びしは思ったより数が少なかった印象です。 逆に一撃技持ちは少ないと思っていましたが、ラプラスやフリーザーが多く、それ以外にもカビゴンが地割れを打ってくることが多かったです。
そのためレートを上げるのにかなり運に左右されるルールだと感じました。
【使用構築】
ステロ+受け回しの中で、ゲンガーフーディンの一貫を作る構築です。
【個別解説】
■ゲンガー
・性格 控え目
・努力値 HC252 B4
H - 8n-1 (ステロダメ最小) カビゴンの噛み砕く耐え
素早さが無振りなのは、早いトップメタには受け先がいるため そこを意識する必要がなく、100族以下の中速ポケモンに重要視すべきポケモンいないことから、Sに振る必要がないと判断したためです。
・技構成
祟り目 / ヘド爆 / 挑発 / 鬼火
後出しされるカビゴンへ鬼火挑発をすることで眠らせず、ステロも合わせて負荷をかけることで、カビゴンで特殊全般を見ている構築を崩せます。
【このポケモンについて】
元々はアタッカーがフーディンのみで、この枠はアズマオウでした。 ですが、アズマオウが腐りやすくカビゴンが厳しかったため、カビゴンを誘い 機能停止させることが出来るゲンガーを採用。
H振り鬼火挑発にしたことでゲンガーを生かしながらカビゴンを突破することも出来ましたが、道連れにしてカビゴンと1:1取る型にしてもよかったと感じました。
裏の状態異常から祟り目による抜きや、ヘド爆の通りの良さから、ほぼ全試合仕事してくれたポケモンでした。
■ ピクシー / 天然
・性格 図太い
・努力値 H244 B244 S20
HB - A特化カイリューのアイアンヘッド低乱数2(33.6%)
同族意識の余りS
・技構成
ムンフォ 電磁波 アンコール 月の光
カビゴンが重いため、アンコールは寝言カビゴンを引かせる技として必須。
カビゴンの噛み砕くに後出してアンコールで引かせる等も出来ます。
【この構築について】
技構成上大きな活躍をすることはなかったですが、このルールだと必須だと思っている天然ピクシー。
カビゴンが重い構築なので、アンコールは非常に刺さる技でした。
カビゴンが重かったためアンコールを採用しましたが、瞑想ピクシーがこのルールだと一番強いと思います。
■ラッキー
・性格 図太い
・努力値 BD 252 H4
・技構成
地球投げ / 卵産み / 電磁波 / ステロ
【このポケモンについて】
66必須のステロ撒き要因+特殊受け。
他のステロ撒きと違って、受け出せる範囲が広いため、ラッキーを採用。
B方面もそこそこ硬いため、カビゴンに居座って撒くこともありました。
特殊受けにカビゴンがいたため 腐る場面も多々ありましたが、このルールのステロ撒き要因としては一番優秀だと思っています。
■ヤドラン
・性格 図太い
・努力値 HB252 S4
・技構成
熱湯 冷凍ビーム 草結び 怠ける
草結びはパルシェン意識で入れましたが、カイリキーにも抜群が取れるサイキネでよかったと潜ってから気付きました。
一応ヤドランやラプラスに通るため、選択肢にはある技だと思います。
【このポケモンについて】
物理受け。 カビゴン以外の物理はほとんどヤドランで受けていました。
再生力や、物理の火力の低さから役割集中されることもなく、安定して強かったポケモン。
■カビゴン
・性格 意地っ張り
・努力値 H28 B228 D252
H - 16n-1
D極振り、余りB
・ 技構成
のしかかり / 追い打ち / 鈍い / 眠る
追い打ちはフーディンゲンガーが重いため、噛み砕くを抜いて採用。
【このポケモンについて】
このルールでピクシーと同じく必須だと思っているポケモン。
特殊全般を受けることができ、火力もそこそこあるため裏に負担がかけられ、さらに物理受け(ピクシーヤドラン等)では受けられないため、このルールで一番止めにくいポケモンだと思います。
ねむねごカビゴンが多く 鈍い持ちが殆どいなかったため、ミラーには強かったです。
・ 性格 控え目
・努力値 H252 B84 C36 D132 S4
HB- A特化カビゴンの恩返し確定耐え、
噛み砕く(交換際追い打ち)75%で耐え
C - 11n
余りD、端数S
特殊耐久は控え目シャドボサンダースをDダウン引かれなければ対面から瞑想を積める、控え目ゲンガーのシャドボを87.5%で耐える程度。
素早さに割いていないのは、ゲンガーのところにも記述していますが、同族やゲンガー等を抜いている必要がないためです。
・技構成
サイコショック 挑発 瞑想 自己再生
鬼火を撒いたカビゴンを眠らせない挑発はカビゴンが重いため必要だと感じました。
【このポケモンについて】
ゲンガーと二枚エースの一匹。
ゲンガーでカビゴンに鬼火を撒いてから瞑想フーディンで全抜きを狙うのが理想の動きでしたが、ほとんど積める機会がなく 想像と反して動きづらかったポケモン。
耐久振りは強いと感じました。
これで構築記事を終わります! ありがとうございました!
【シングル】S12使用 メガゲンガー軸 構築 【最高2194】
ワジャイナと申します。 シングルレートS12にて、最高2194 を達成した構築について書かせていただきます。
S12は過去作が解禁されたことで ''零度スイクン''や''神速エンテイ''がORAS環境で初めて使用可能となったシーズンです。 エンテイは特に数が増えているとは感じませんでしたが、スイクンは個体数は特に増えてはいないものの(元々多かったのもありますが)、5割程度のスイクンが零度持ちでした。
それに見合って残飯身代わり持ちのスイクンが増加しているように感じました。
そして、何故増えているのかわからないですが、重力等でサポートをせず素で催眠を打つ、所謂''素催眠ゲンガー''が増加していました。 ガブガルボルトスイクン+霊+炎から出来ている 対面構築に入っているゲンガーは素催眠型が多い印象でした。
逆に運ゲーの代名詞とも呼べるオニゴーリは、ほとんど見る機会がありませんでした。
S12は オニゴーリこそ見なかったものの、零度スイクンや素催眠ゲンガー等の対策しづらく、なおかつ決められると 強力である運要素を含んだポケモンが多いシーズンだったので 運が絡む試合が多かったです。
自分としては有利不利関係なく、試合が運ゲー化することは、運が良い方が勝つ=試合が単調になる=ポケモン自体を廃れさせてしまう、と考えているのでなるべくやめていただきたいです。
初手から素催眠を打ってくるような試合がそれの典型です。
では、構築記事に入ります。
【使用構築】
or
メガゲンガーの道連れと祟り目の火力、特性によるサイクルキャッチを活かし、サイクルの中で1:1交換以上を取りアドバンテージを稼ぐことを意識した構築です。
【個別説明】
・性格 臆病
・努力値 CS252
この構築の狙いである 2:1交換を狙うためにcs振り。
・技構成
祟り目 気合玉 凍える風 道連れ
メガゲンガーには必須だと思っている道連れ、
状態異常と合わせることで最高火力となる祟り目、
残り二つは、ニトチャ剣舞リザXを道連れするためや、ステルスロックと合わせて重いカイリューを倒せる凍える風、
技範囲を広げたり、受けル対策としての気合玉。
結果として鬼火の入っていない祟り目となってしまいましたが、周りが撒く状態異常と合わせて使うためこの構成がしっくりきていました。
【このポケモンについて】
私はS5からずっとメガ枠としてゲンガーを使っていましたが、選出率は高かったものの構築の軸にしたことが無かったため 今回は 軸にしました。
今までメガゲンガーは厄介なポケモンを1:1交換にするために使っていたので 数的アドバンテージを稼ぐことについて特に考えていませんでしたが、
今回は2:1交換を狙う構築のため 運用方法を少し変更しました。
モロバレルの後攻胞子から展開し、ゲンガーを出し 寝ているポケモンの突破を狙う、という使い方をするのがこの構築の基本的な動きになります。
最速起きされると負けの状況でこの動きをすることもありますが、構築的に厳しい相手にだけです。
ですが、最速起きの確率は1/3、胞子の命中は100%のため、こちらが有利であり、素催眠ゲンガーと比べると2:1交換を決めやすいです。
基本的な動きは モロバレルで後攻胞子→ゲンガーをだし祟り目→裏を道連れ です。
祟り目の火力は、無振りボルトが確定だったり メガクチートが75%で確定という火力が出るため、非常に強力です。
選出率 1位
■ドサイドン @オボンの実
・性格 意地っ張り
・ 努力値
α:H204 A132 D172
β:H236 A76 B148 D44 S4
α =
H:4n
HB:メガクチートのじゃれつくをオボン込み94.9%で2耐え、 意地A252ガブリアスの地震をオボン込み最高乱数2連以外 2耐え
HD:ニンフィアの眼鏡ハイパーボイス確定耐え、
メガルカリオの波動弾(ラスターカノン)確定耐え、ステロが入っても69%で耐える。
余りA
ニンフィアの眼鏡ハイボ耐えはあくまで目安であり、生きた場面はありませんでした。
ある程度の特殊耐久を持たせるという意味でのHD振りです。
β=
H:4n
HB:A特化鉢巻カイリューの逆鱗をオボン込み74.2%で2耐え (鉢巻カイリューは少しAを削ることが多いため特化だと乱数絡みですが、殆ど耐えます)
HD:無振り化身ボルトロスのランク2↑めざ氷をオボン込み82.3%で2耐え、ランク4↑めざ氷を確定耐え
A:11n
努力値振りはどちらが適しているかは決められませんでした。 多く使っていたのは、''α''。
・技構成
オニゴーリ対策にロックブラスト、
ファイアローやボーマンダに対して、オボンを持たせることで受け出せる回数を増やし、流し際に撒くことで大きく負担をかける事が出来るステルスロック。受けルのバンギラスを ステロ+祟り目or凍える風で 気合玉圏内にまで削る役割もあります。
羽マンダやガブリアスに打つ冷凍パンチ。 冷凍パンチのpp>羽のppのため、回復は追い付きません。
【このポケモンについて】
今まで電気無効枠としてドリュウズやホルードを使ってきましたが、 ずっと気になっていたポケモン。
ボーマンダやファイアローに対する性能が高く、
高いB、ハードロックがあるためガブリアスに対しても有利であり、後出しも可能です。
ドサイドンのステルスロックは読まれづらいため警戒されることがまずないです。
ステロはメガゲンガーを補助したり、サイクルを有利に、バレルの再生力とも相性がよいです。
重いヒートロトムにも刺さります。
ステロ+祟り目でH252メガゲンガーを81.3%で確定、凍える風でカイリュー、HD以外のマンダを確定。
選出率4位
■スイクン @カゴの実
・性格 図太い
・努力値 H252 B196 S60
凍える風で最速ガブリアス抜き、余りHB
・技構成
熱湯 凍える風 瞑想 眠る
ガブリアスが重いため、対面でガブリアスにほぼ勝てる凍える風を採用しました。 裏のゲンガーがメガしていない時のメガルカリオに打ったり、相手のメガゲンガー、スカーフ持ちなどに打つ S操作技としても優秀です。
HDアローの上から眠るや瞑想をすることも出来ます。
【このポケモンについて】
モロバレルとの相性が良いため入れたポケモン。
詰ませ性能の高い瞑想型にすることで、この構築で最も選出率が高い ゲンガー+スイクン+モロバレル という並びで出した際 ゲンガーのHPの低さ、バレルスイクンのHPの高さを利用して 相手の瞑想スイクンを突破し得るポケモンを一体道連れし、TODに持ち込む、という強い勝ち筋を作ることが出来ます。
モロバレルの後攻胞子からスイクンを出し、最速起きされなければ無償で瞑想を積む、という動きも出来ます。
最初は凍える風→身代わりでしたが、ガブリアスが重く、意識していた零度スイクンには特性上そこまで不利とは言えないため 凍える風を採用しました。
選出率3位
■サンダー@食べ残し
・性格 穏やか
・努力値 H220 B52 C4 D196 S36
H:16n+1
HB:A補正無しガルーラの捨て身確定耐え
S:最速バンギラス抜き
余りD
Sを最速バンギラス抜きまで振っているのは、バンギラス抜きというより この構築で重いパルシェン、準速70属を抜いていることに意味があります。
・ 技構成
放電 電磁波 毒々 羽休め
麻痺を撒くために放電、電磁波
ポリ2が重いため、毒々。ボルトにも打ちます。
回復技に羽休め。
放電電磁波羽休めは 穏やかサンダーなので確定。熱風やめざ氷よりは毒がこの構築に適していると感じたので 毒推奨です。
【このポケモンについて】
特殊竜や、ゲンガーに強い枠として採用。 ですが素催眠ゲンガーに勝てないのがネックでした。
なので ハピナスにすることも考えましたが、零度スイクンが重くなってしまうため そのままサンダーで使っていました。
サンダーをハピナスにした構築をShowdownというサイトで使いましたが、 レートを1600近くまで上げることが出来たので 零度スイクンがいてもハピナスの方が良かったかもしれません。
はまると強いポケモンでしたが、ガブリアスが多かったため選出機会は少なめでした。
●ハピナスの場合
地球投げ 冷凍ビーム 電磁波 卵産み @脱け殻
図太い B252 C84 D172
B - 意地鉢巻ガブリアスの逆鱗 62.5%で耐える
C - H236D4オボンボルトロス を冷凍ビームでオボン込み急所非考慮 で 80.5%で3発で落とせる
D - 余り
と考えています。
ハピナスを思い付いたのがシーズン終盤で、パーティの変更を行うのが少し怖かったためサンダーを使っていましたが、サンダーの選出率の低さ、役割対象の被り、選出誘導力等を踏まえると ハピナス推奨です。
選出率6位
■ モロバレル @黒いヘドロ
ゴツメと迷いましたが、眠らせるだけでアドバンテージが取れるヘドロで採用。 トリックにも強め。
・性格 図太い
・努力値 H236 B188 D84
H - 3n (再生力回復量最大)
HB - 補正無しガブリアスのランク2↑逆鱗を 62.5%で耐え
HD - C252珠ゲッコウガの冷凍ビーム最高乱数以外耐え 、眼鏡サザンドラの流星群を75%で耐え
Sが無振りだと麻痺したメガゲンガーと同速ですが、耐久がギリギリのため 4振りする余裕がありませんでした。
・技構成
キノコの胞子 ギガドレ クリアスモッグ イカサマ
クリアスモッグは相手のランク補正を打ち消す必中技。 ピクシーには100%勝てますし、悪巧みボルトに対しても眠らせながら交換して再生を繰り返すことで有利に立ち回れます。 クリアスモッグの効果は身代わりを貫通しないので そこは注意が必要。
【このポケモンについて】
2:1交換を狙うメガゲンガー構築を作るにあたって、最も相性がよいと思い採用。
Sが遅いため、下から胞子→裏のポケモンを無償降臨させることが出来ます。
さらに、最速起きの確率は1/3のため、2/3という高い確率で1ターン動けないという 強力なアドバンテージを稼ぐことが出来ます。
草枠がいない構築も多かったですし、草枠がジャロやガッサで 実質的にモロバレルの胞子が一貫している構築も多かったです。
シングルでは あまり使われていないポケモンですが、刺さっている構築も多く 活躍する機会も多かったため シングルでも、もう少し増えても良いポケモンだと感じました。
モロバレルを使う上で意識していたことは、
モロバレル自体の性能は高くないため、相手に数的有利を取られないように立ち回ること。
HPが少しだけのドサイドンでも、モロバレルの回復ソースになりますし、後攻胞子から降臨させることで、一度や二度 行動出来る可能性もあります。
なので安易に捨てることはせず、
いかにモロバレル+2 の状況を保つかが このポケモンを使う上で重要だと思います。
バレルスイクン、バレルドサイは 補完が優れている並びで、この二つの並びは選出率高め。
選出率2位
・性格 陽気
・努力値 H236 B204 S68
H - 8n-1
S - 最速ガブリアス抜き
余りB
耐久は補正無しガルーラの捨て身を確定耐えする程度です。 ガブリアスの意地鉢巻逆鱗は 68.8%で落ちます。
・技構成
ブレイブバード 鬼火 挑発 羽休め
【このポケモンについて】
状態異常を撒けて、ウルガモスに強いポケモンとして採用。
私自身、特定の場面でしか受け出すことの出来ないゴツメ持ちを使ったことがなかったため 少々使いづらさを感じました。
なによりバレルの胞子との相性が悪いのもあり、
ウルガモスがいる場合や、クチート入り、単純に刺さっている場合でしか選出 出来ませんでした。
鬼火を当てると強いポケモン。
選出率5位
●基本選出は ゲンガー+モロバレル@1
@1は、
スイクン(38%) > ドサイドン(32%) > ファイアロー(15%) > サンダー(14%)
これで構築記事を終わります。見て下さった方ありがとうございました!
最終順位↓
【九尾杯 チャレンジャーズリーグ9月 8位】リザードンY軸 構築 S11最高2088 【シングル】
ワジャイナと申します。 九尾杯 チャレンジャーズリーグ9月にて、6-1で8位。S11シングルレートにて、2088 を達成した構築について書かせていただきます。
【個別解説】
●性格 : 臆病
203、209等遅いガルーラが増えていると感じたので臆病。臆病で火力が足りないことはないので、私はリザードンYは臆病が一番強いと思っています。
●努力値 : cs252
●技構成
オバヒ 火炎放射 ソラビ 身代わり
リザードンYの基本技構成は、
オバヒ 放射 ソラビ + 身代わり or 気合玉 or めざ氷
だと思いますが、今回はポリ2が重い為身代わりを採用しました。
身代わりは不意打ち透かしは勿論、ポリ2クチート等トリル展開の構築に対し、トリルが切れる直前のターンに張り、身代わりを残したまま 裏のポケモンと対峙させる、という動きも出来るので クチート入りにとても強く出られます。
【このポケモンについて】
スイクンの増加、ボルトやガルーラのSラインの全体的な下降 等 リザードンYが動きやすいと感じたので 採用に至りました。
ボーマンダが多く 選出出来ない場合もありましたが、選出 出来れば強いポケモンです。
が、対面で猫読みでクレセリアに引いた時にグロパンを押してくるガルーラが多く、昔との環境の差を痛感しました。 オバヒで飛ぶのに何を考えているんでしょう…
■ドリュウズ@スカーフ
●性格 : 意地っ張り
陽気より意地っ張りの利点が多いので意地っ張り。
いくつか利点を上げます
・アイアンヘッドで耐久に振ってないカイリューが意地っ張りだと91%で二発ですが、陽気にすると21%で二発になってしまいます。せっかくの型破りなので生かしたいですね。
・意地っ張りだとスイクンにカゴ消費後の眠るのタイミングで出して地震3発で大抵のスイクンは突破出来ますが、陽気だとこちらの不利な乱数絡みになってしまいます。
・ゲッコウガに珠ダメ+地震で確定か乱数絡みか。
203ガルーラ等耐久に振ったガルーラでも地震で高乱数2。
・無振りロトムのドロポン+意地ドリュウズの地震でガブリアスが80%強で確定になります。
これらの理由から意地っ張りです。
●努力値 : A252 S236 B20
S236振りで実数値138、スカーフで135族を抜ける数値になります。B20振りは意地っ張りガブリアスの逆鱗の乱数を大きく落とせます。
・意地っ張りガブリアスの逆鱗
HB無振り→ 乱数2 (50.78%)
B20振り → 乱数2 (14.06%)
【このポケモンについて】
刺さるパーティにはとことん刺さるポケモン。
ドリュウズの持ち物はスカーフ1択だと思っています。
それは、スカーフで勝つことが出来ず、チョッキなら勝つことが出来る、というようなポケモンが存在しないからです。
確かに、チョッキを持たせることでポリ2やスイクンに対して角ドリルの試行回数を増やせるので突破出来る確率は上がりますが、それはあくまで確率の話であり 確実な処理をすることは出来ません。
それに元々ポリ2やスイクンはドリュウズで相手をするポケモンではないので、最終手段のドリルは1度2度打てれば十分です。
スカーフを持たせることで勝てるようになるポケモンは、ファイアロー、メガルカリオ、メガカイロス等がいます。
さらにドリュウズはアイアンヘッドや岩雪崩、角ドリルといった3割を引ければ強力である技を3つも持っているので 3割を上から押し付けることでチョッキでは確実に勝てないポケモンを無理矢理突破することも出来ます。
ここまでの記述の通り、チョッキだと中途半端なS、高くもない耐久でドリルに頼るポケモンになってしまうので正直弱いです。
ましてやドリュウズが強いはずのゲンガーやボルトロス、サーナイトに上から気合玉や鬼火を打たれると本末転倒です。
※私はドリュウズを一貫性の高い 高威力技を用いた抜きエースとして運用するのが一番強いと思っているので考え方の違いはあると思います。
■ミトム@オボンの実
●性格 : 図太い
●努力値 : HB252 S4
●技構成
ドロポン 10万 ボルチェン 鬼火
【このポケモンについて】
技を外さなければ強いポケモン。
ミトム+ドリュウズ、リザードンはボルチェンから高火力を押し付ける並びで、とても強力だと思っています。
ミトム+エルフーンも相性がよく、サイクル向きな並びで こちらも強力です。
ボルチェンからエルフーンを出して残飯で回復したり、 ナットレイに鬼火をいれて 宿り木読みでエルフーンを出して無理矢理 処理 、等の動きが出来ます。
■エルフーン @残飯
●性格 : 臆病
メガルカリオを抜くために臆病。
● 努力値 H76 B156 D44 S228
H-B 身代わりがメガヘラのミサイル針確定耐え
H-D 眼鏡サザンの悪波を残飯込み 最高乱数2連以外耐え
S メガルカリオ抜き
●技構成
ムンフォ 宿り木 身代わり アンコ
【このポケモンについて】
ウルガの舞を止める、竜の一貫消し、ガッサ対策、メガギャラ対策が主な役割。
203ガルーラ等にクレセリアが突破された後の削り役としても使っていました。
■クレセリア@ゴツメ
● 性格 : 図太い
● 努力値 : HB252
図太いHSベースにして、遅いグロパンガルーラの上からスキスワや削りを入れて 処理を狙う型と迷いましたが、汎用性を考えて HB特化にしました。
●技構成
サイキネ スキスワ 月の光 電磁波
私が一番強いと思っているクレセリアの技構成にしました。
【このポケモンについて】
203ガルーラの台頭でガルーラ受けは成立しなくなりましたが、数値の高さは健在で ガルーラとの対面からならほぼ勝てるポケモンなので ゴツメ枠として最も信頼しています。
■ゲッコウガ@ラムの実
●性格:無邪気
●努力値 : AS252
●技構成
岩石封じ 冷凍ビーム ダストシュート けたぐり
岩石封じは無振りリザードンXに対して確定2になる火力が出るので リザードンに対する駒になります。
カバリザ、ウルガマンダ等に強い構成。
けたぐりは オニゴーリを確定で持っていけるのでラムの実とセットで採用。
【このポケモンについて】
構成が刺されば強いポケモンです。
マンダマンムーに強いですし、初手にジャロを誘いやすい構築なのでラムの実がとても刺さりました。
これで構築記事を終わります。
ここまで見てくださった方、ありがとうございました!
【シングル】 シーズン11 最終2206 メガボーマンダ軸 構築 【マンダホルード】
ワジャイナと申します。orasシングルレートS11にて、2206に到達した構築について書かせていただきます。
※過去のシーズンに使っていた構築なので詳しいことはそちらを見て頂けると良いと思います。
↓ こちらです ↓ http://wajainapoke.hatenablog.com/entry/2015/07/11/002505
今期のレート環境は、前期と比べて これといった流行りが無く パーティの種類が多いシーズンでした。
前期の流行りだったガルーラガブリアスボルトスイクンの対面構築はよくマッチングしましたが、それでも前期と比べると 数は減っていましたね。
反対に前期ほとんど見なかったオニゴーリ入りの構築は 数を増やしているように感じました。
構築の種類が多かったので前期よりはレートを上げにくかった印象です。
では、構築記事に入ります。
【使用構築】
■メガボーマンダ
・性格 無邪気
・努力値 AS 252
・技構成
捨て身 地震 流星群 火炎放射
私が使用していたのはフルアタでしたが、ポリ2が重いため毒羽型が一番合っているかもしれません。
基本的に捨て身しか打たないので 、極論を言えば捨て身以外は選択になりますね。物理であれば型は問いません。
但しメガ後にジャローダやゲンガーは抜きたいので どんな型であってもSに補正をかけるのが良いです。
選出率5位
■ホルード @ 突撃チョッキ
・性格 意地っ張り
・努力値 H116 A252 D132 B4 S4
[ダメージ計算]
◆耐久面
無振りボルトロスのランク2↑めざ氷をほぼ2耐え(16%の乱数2)
控えめサザンの眼鏡悪波をほぼ2耐え(14.1%の乱数2)
ゲッコウガの球けたぐり(威力60)確定耐え
◆火力面
無振りボルトを恩返しで高乱数1(87.5%)
無振りガブリアスを恩返し+電光石化で中乱数(16/33程度)
H252ギルガルドを地震で高乱数1(75%)
Bに4振りされている場合は62.5%まで落ちてしまいますが、DL対策の関係上 H252 B4という振り方はまずないと思うので、どんなギルガルドでも 75%以上で確定を取れます。
・技構成
地震 八つ当たり 蜻蛉返り 電光石火
私は、トンボルチェン+高速高火力広範囲アタッカーの並びが強いと思っているので
ホルード+メガボーマンダ、ホルード+メガゲンガーの並びがこの構築の主軸となります。
マンムーとは蜻蛉返り、対ギルガルド性能 等で十分に差別化可能です。
選出率1位
■スイクン@カゴの実
ゴツメスイクンはランドと組ませる場合以外は弱いと思っているので 瞑想眠るカゴ型です。
・性格 図太い
・努力値 H252 B196 S60
凍える風で最速ガブリアス抜き、余りHB
・技構成
熱湯 凍える風 瞑想 眠る
少し珍しい瞑想凍える風について。
この構築はファイアローをほぼスイクンに一任していますが、 HDアローの鬼火に後出しした際に 凍える風がなければ挑発を受けて 回復できず倒されてしまうので挑発の切れるターンに凍える風を打ち、ファイアローの上から眠るや瞑想を積み 、流したり突破するための構成です。
単純にS操作技としても優秀なので 構成はこのままで良いと思います。
選出率2位
■ナットレイ@食べ残し
・性格 呑気
・ 努力値
H252 B148 D108
B 11n 余りD
調整に理由はなく、物理面 特殊面で、ある程度の耐久があるような効率良い振り方にしました。
・技構成
ジャイロ 種マシンガン 叩き 宿り木
耐久ナットレイなので宿り木 、無振りでも火力の出せるジャイロは確定。
種マシンガンと叩き落とす については、
相手のナットレイの残飯を叩き落とし、非接触技の種マシンガンで削ることで 相手のナットレイに勝つことができる、要するにナットレイに強いナットレイになります。
叩き落とすことでゴツメジャローダにもある程度の対抗出来るようになるので、 技構成はこれで問題ないと思います。
選出率 4位
・性格 図太い
・努力値 HB252
・技構成
サイキネ スキルスワップ 電磁波 月の光
スキルスワップはバシャバトン等に対する回答です。対面からどんなガルーラにほぼ勝てたり、スキン技ワンウェポンのボーマンダをスキルスワップすることでナットレイやゲンガーで倒すことも出来ます。
オニゴーリに対しても
相手のラストがオニゴーリで 、こちらにクレセリアとゲンガーやボーマンダがいれば有効な技となります。
選出率最下位。
・性格 臆病
・努力値 CS 252
アタッカーとしての採用のため極振りです。
・技構成
シャドボ 気合玉 凍える風 道連れ
メガゲンガーには道連れは必須だと思うので道連れ、
広い範囲に打点を取るためにシャドボ 気合玉、
対面からニトチャ剣舞リザXを道連れ出来、道連れ出来る範囲を広げる凍える風 です。
選出率 3位
メガボーマンダの選出率が5位なのはご愛嬌ということでお願いします。。
これで構築記事を終わります。
詳しくはこちらです↓