【シングル】S17 リザードン入りマンダサイクルfinal 【最終2211】
ワジャイナと申します。
ポケモンORASシングルレートS17にて、最終レート2211を記録した構築についての記事を書かせていただきます。S17の環境の感想としては 最終シーズンだったこともあり 独自の並びが増えていたり、考察が進み普段上位で使用されている様な並び(ガルガブクレセ~)に環境に刺さっているポケモン(?)のブラッキーやオニゴーリ等少し珍しいポケモンが1匹入っている構築が多く、純粋なガルスタンの数は減っているように感じました。
では、構築記事に入ります。
【使用構築】
過去に使用していた ↓こちらの構築を改良したものです。
●簡易紹介(スマホからなので見辛くてごめんなさい)
ポケモン | 持ち物 | 性格 | 努力値 | 技 |
---|---|---|---|---|
ボーマンダ | メガ | 陽気 | H164 A4 B4 D84 S252 | 八つ当たり / 毒 / 身代わり / 羽休め |
リザードン | メガ | 意地 | H236 A76 B116 D12 S68 | ドラクロ / フレドラ / 鬼火 / 羽休め |
ブルンゲル | オボン | 図太い | H228 B252 S28 | 波乗り / 鬼火 / 挑発 / 自己再生 |
ナットレイ | ゴツメ | 呑気 | HB252 | ジャイロ / 種ガン / 宿り木 / 眠る |
サンダー | 残飯 | 穏やか | H220 B108 C4 D4 S172 | 放電 / 毒 / 身代わり /羽休め |
ポリゴン2 | 輝石 | 生意気 | H244 A4 B12 C4 D244 | 恩返し / 冷ビ / 電磁波 / 自己再生 |
サイクルに特化した受けループのような 突破力はないが 相手に突破されないような構築ではなく ある程度突破しにくく各々に突破力があるような構築を念頭に組みました。人によって形は違えどこの組み方がマンダサイクルの結論だと思っています。
性格:陽気
メガ前
191(164)-156(4)-101(4)-×-111(84)-167(252)
メガ後
191(164)-164(4)-151(4)-×-121(84)-189(252)
ガブ確定程度のガルーラの冷凍ビーム(C92振り前後)確定~高乱数耐え
八つ当たり / 毒々 / 身代わり / 羽休め
八つ当たりでHBスイクン確定3、ガルーラに対してはABでも40%程度の乱2で H極振り程度の耐久なら確定2発、ヒードランの身代わり確定破壊など 火力が十分に出るため捨て身ではなく八つ当たりを採用。
性格:意地っ張り
メガ前
183(236)-125(76)-113(116)-×-107(12)-129(68)
メガ後
183(236)-176(76)-146(116)-×-107(12)-129(68)
H-B :メガ前メガクチートのじゃれつく2耐え、メガ後A200ガブの地震耐え
A:11n。B4ガブドラクロで高乱数1(81.3%) フレドラで159メガゲンガー高乱数1(81.3%)
S:準速メガヘラ抜き。(遅めのメガガルーラを大体抜けるSライン)
ドラクロ / フレドラ / 鬼火 / 羽休め
■サンダー@食べ残し
性格:穏やか
193(220)-×-119(108)-146(4)-122(4)-142(172)
H-B A200ガブのエッジを受けて身代わりを高乱数ではれる。
H-D 無振りクレセリアのサイキネを身代わりが最高ダメージ以外耐え
S - 耐久ボルトを抜けるライン
放電 / 毒々 / 身代わり / 羽休め
性格:呑気
181(252)-115(4)-201(252)-×-136-22
ガルーラの炎のパンチ、マリルリの太鼓叩きを耐える乱数を上げるためにB特化。
ジャイロ / 種マシンガン / 眠る / 宿り木の種
■ブルンゲル@オボンの実
性格:図太い
204(228)-×-134(252)-105-125-84(28)
波乗り / 挑発 / 鬼火 / 自己再生
■ポリゴン2@進化の輝石
性格:生意気
191(244)-101(4)-112(12)-126(4)-160(244)-72
H-B A200ガブの逆鱗、A147珠ゲッコウガのけたぐりが超低乱数2(0.4%)
H-D C177珠ボルトロスの気合玉が中低乱2(46.1%)
C222メガゲンガーの気合玉が低乱数2(16%)
恩返し / 冷凍ビーム / 電磁波 / 自己再生
【個別解説】
構築の軸の一匹。6世代最強メガはメガガルーラですが、サイクル構築に限っては別でメガボーマンダが一番強いと思っています。 毒羽にしたことで竜舞型では突破できないボルトロス以外の受け先(クレセポリ2スイクン等)の突破が出来、さらにAに割く必要がないため Sに多く割くことが出来、今まで使用していたマンダナット構築の弱点であった剣舞ガブに弱い等の点を解消し より安定したサイクルを回せるように。
1wが八つ当たりなのは捨て身タックルを採用すると反動で処理されるパターンが多い上に火力面でもわざわざ捨て身タックルを採用する必要が無いため八つ当たりを採用しました。
八つ当たりにしたことで毒羽であることを隠すことが出来、さらに副産物としてメタモンにコピーされた際威力が出にくい等の利点がありました。
選出率3位
毒羽にしてマンダの地震を切ったことで重くなるクチートやギルガルドに強く、さらに重かった霊獣ボルトに強いため リザードンXを採用。
ニトロチャージは必要ない場面が多く、従来の鬼火羽休めのテンプレであるニトロチャージを役割重視でフレドラに。 鬼火を見せた後の展開で、フレドラ圏内に入っていても相手が居座る場面も多々あったので 意表をつけるという意味でもフレドラはとても使い勝手がよかったです。
空元気ガルーラが多かっため鬼火型リザードンXは微妙だと思われがちですが、鬼火を入れた後にナットレイやブルンゲルに引く動きが強いため この構築では非常に動きやすかったと思います。
選出率5位
ここは元々ヒートロトムだった枠で、ヒートロトムでしか出来なかった役割を半ば無理矢理担わせることで、ヒートロトムにはない高水準な耐久と羽休めによる安定感のあるサンダーへの変更を可能にしました。
元々ヒートロトムはクレセドランを誤魔化す枠であったため、同じ役割を持たせるためにプレッシャー身代わりによってドランのマグストを枯らしてクレセドランを誤魔化す構成にし、さらに耐久ボルトの上を取って毒みが羽をすることでヒトムでは安定しなかったボルト対策枠になりました。
鬼火のあるヒトムと違ってサンダーでは低い対ガブリアス性能ですが毒に後出しさせることで 鉢巻以外のガブリアスに安定して身代わりをはれるような調整にし ガブリアスへの性能も大きくは落とさないようにしました。
対策の甘い構築を詰ませることも出来、上手く改善になったと感じました。
選出率4位
サイクルと言えばこのポケモン。このポケモンのゴツメはディスアドを取られにくく、アドを取りやすいのでゴツメ持ちではかなりの高評価。
役割としては物理受けとスイクン等のタイプ受けで、このポケモンのおかげで物理竜が逆鱗を打ちにくくなるためリザマンダとガブリアス対面での居座りをある程度安定させる役割も。技に眠るがありますが、スイクンが増えているため素眠りはかなり刺さっており、眠るをしてもゴツメ鉄の棘によるガルーラの起点にならない点も非常に優秀でした。
選出率2位
役割はある程度の物理受けをこなせるガルバシャ受けと挑発による展開阻止。
このポケモンの存在でガルバシャに交換読み技を打たせアドを取ることが多かったです。特にガルーラはどの対面でも噛み砕くを選択することが多かったのでゴツメナットレイの性能も上げていました。
ですが他ポケと役割が被っており この構築で全体的に重いポケモンに弱いため選出率は低め。
選出率6位
この構築で必須レベルの存在で、マンダの弊害となるボルトゲッコウガ、ガブリアス等を受けることが出来、電磁波により重いリザードン等を誤魔化すことが出来るため選出率が圧倒的に高く、またほぼ全試合で活躍しました。
マンダの相棒と言えばナットレイの他にマンムーがメジャーだと思いますが、このポケモンはマンムーが担う役割(ボルトガブの抑制)以外にもゲッコウガに強く、さらに回復技も持っているためこのポケモンがマンダの相棒としては最も適していると思っています。
選出率1位