【シングル】 シーズン10 最終2111&2108 メガボーマンダ軸構築
ワジャイナと申します。
ORASシングルレートシーズン10にて、2111を達成した構築について書かせて頂きます。
シーズン10は、ガルガブボルトスイクン+霊+炎 の並びの対面構築が流行っていました。
霊はゲンガーorギルガルド 炎はバシャorアロー 稀にウルガモス といった面々で、それらに対してある程度勝てる構築にするだけでレートが上がるのではないか、と言われているくらい大流行でしたね。
一応今から書かせて頂く構築でもそれらに対してある程度勝ちを望める選出は決めているつもりですので、参考になれば幸いです。
●追記: S11にて、この構築で2206を達成致しました。
http://wajainapoke.hatenablog.com/entry/2015/09/15/192831
では、構築記事に入ります。
【使用構築】
マンマン構築(ボーマンダ+マンムー)と呼ばれる構築のマンムーをホルードに変えた構築です。
マンマン構築風に呼ぶならマンホル構築になりますね。
なので勝手ながらマンホル構築と呼ばせていただきます。下ネタ
それと一応全世代パですね。偶然の産物ですが。
【個別説明】
■メガボーマンダ
・性格 無邪気
・努力値
AS252
・技構成
捨て身 地震 流星群 火炎放射
並み程度の耐久のポケモンを一発で持っていける捨て身、飛行が半減される岩、鋼、電気に対しての打点として地震は確定。
残りの2枠ですが、相手のボーマンダやガブリアス、反動を嫌う場面を想定しての流星群
純正受けルに対するささやかな回答としての火炎放射。
この二つは自由枠、と言ってもいい程あまり打たない技でした。
選択肢としては一番に竜の舞、次点で身代わり、 羽 辺りでしょうか。
個人的にはこの構成がしっくり来ていたのでこのままでも問題はないと思います。
【このポケモンについて】
ホルードとセットで書きたいので一つ下の所で。
選出率4番目
■ホルード@突撃チョッキ
・性格 意地っ張り
・努力値
H116 A252 D132 B4 S4
H - 16n-1
D - チョッキのため2n
・耐久面
無振りボルトロスのランク2めざ氷をほぼ2耐え(14%の乱数2)
控えめサザンの眼鏡悪波をほぼ2耐え(14.1%の乱数2)
ゲッコウガの球けたぐり(威力60)確定耐え
耐久振りボルトロスを意識した調整です。
・火力
無振りボルトを恩返しで高乱数1(87.5%)
無振りガブリアスを恩返し+電光石化で中乱数(16/33程度)
H252ギルガルドを地震で高乱数1(75%)
Bに4振りされている場合は62.5%まで落ちてしまいますが、DL対策の関係上 H252 B4という振り方はまずないと思うので、どんなギルガルドでも 75%以上で確定を取れます。
・技構成
恩返し 地震 電光石化 蜻蛉返り
蜻蛉返りは選択ですが、蜻蛉返り以外の技(叩きや岩技等)だとマンムーと変わらないので 蜻蛉返り推奨。
【このポケモンについて】
前シーズンまで使っていた構築
http://wajainapoke.hatenablog.com/entry/2015/03/11/013251の
ミトム+ドリュウズ、ミトム+メガゲンガーのような、
とんぼルチェン+通りの良い一致技を打てる高速高火力ポケモンの並びが個人的に強いと思っているので、
条件を満たしているメガボーマンダに注目しました。
メガボーマンダとよく同時に採用されているポケモンにマンムーがいますが、耐性耐久が共に似通っており蜻蛉返りを使えるホルードを採用しました。
マンムーとは蜻蛉返り、草結びやけたぐりの威力等で十分に差別化出来ていると思います。
蜻蛉返りは、マンダやホルードがいるので呼ぶクレセリアに対して後攻蜻蛉返りからゲンガーを出してシャドボで処理、
ソーナンスに対して打ち、ゲンガー出すことでカウンター無効、
恩返しを受けに来たスイクンに恩返し+蜻蛉返りでボーマンダの捨て身圏内に入れる、等
非常に使い勝手がよく、高火力高速メガ+とんぼルチェンの強さを再認識しました。
それにホルードはレートであまり見ないポケモンなので、技を受けた際に火力の高さから鉢巻読みをされたり、受けられない受け出しをされる等相手がホルードに対するダメージ感覚を持っていないこともありました。
これも一種の強みだと言っていいと思います。
選出率も2番目と非常に高く、活躍していたので一度使ってみてはいかがでしょうか。
■スイクン@カゴの実
・性格 図太い
・努力値
H252 B196 S60
凍える風でガブリアス抜き、余りHB
・技構成
熱湯 凍える風 瞑想 眠る
マンダ入り構築にいるスイクンはゴツメが主流ですが、私はゴツメスイクンを信用出来ないので、瞑想眠カゴ型。
~凍える風の採用理由~
この構築はほぼスイクンにアローを一任していますが、熱湯 瞑想 眠るだけでは鬼火に後出しした際HDアローに勝てないので、凍える風を入れることで挑発の上から瞑想や眠るが出来るためです。
S操作が役立つ場面は多く、少し重いゲンガーをマンダやゲンガーが上を取れるようにしたり、
流行りの悪巧みHBorHDボルトに対しても凍える風を入れることでホルードで上を取ったりスイクン自身も上から削ることも出来ます。
【このポケモンについて】
ある程度の物理受け、アロー対策が主な役割ですが、相手のスイクンがゴツメの場合にも役割を持てます。
相手のスイクンが瞑想であっても吠える持ちでなければ、
素眠りまで追い込んで裏のホルードやボーマンダで倒すことも出来ます。
瞑想スイクンの処理ルートは ほぼこの動きだったので、スイクン対策枠とも言えます。
瞑想吠えるは一度も遭遇しなかったので切って大丈夫です。
この枠は役割がほぼ同じであるミトムでもいいかもしれませんが、このパーティで対策が完璧に出来ているとはいえないゲンガーに対する性能面でスイクンが上なのでスイクン推奨です。
選出率1位
■ナットレイ@残飯
・性格 呑気
・努力値
H252 B148 D108
B 11n 余りD
調整に理由はなく、物理面 特殊面で、ある程度の耐久があるような効率良い振り方にしました。
・技構成
ジャイロ 種マシンガン 叩き 宿り木
耐久ナットレイなので宿り木 、無振りでも火力の出せるジャイロは確定。
種マシンガンと叩き落とす については、
相手のナットレイの残飯を叩き落とし、非接触技の種マシンガンで削ることで 相手のナットレイに勝つことができる、要するにナットレイに強いナットレイになります。
叩き落とすことでゴツメジャローダにもある程度の対抗出来るようになるので、 技構成はこれで問題ないと思います。
【このポケモンについて】
ガッサ対策、竜舞カイリューの安定した処理、メガギャラ対策、竜の一貫消し ジャローダ対策 が主な役割です。
今シーズンはナットレイがきついパーティが多く、役割をしっかり遂行出来そうな時しか選出しなかったので、選出率は最下位。
・性格 図太い
・努力値 HB252
・技構成
サイキネ 電磁波 スキルスワップ 月の光
スキスワは ガルーラ受けを安定させたり、太鼓マリルリ、巧みレボルトに対する誤魔化し に使える他、
バシャバトン、オニゴーリの対策になるため採用。
オニゴーリは多少無理がありましたが、バトン構築に対してはスキスワクレセリアで十分に対策出来ました。
【このポケモンについて】
ゴツメスイクンを信用出来ないので、ゴツメ枠として個人的に最も信頼できるクレセリアを採用。
巧み化身ボルトが流行る前はボルト受けとしても使っていましたが、今はただ起点になるだけになってしまったので 選出機会は少なめ。
スキスワは毒羽マンダ等のスキン技ワンウェポンのマンダをゲンガーで完封出来る、
ボルトの悪戯心を奪い、サイキネで削った後ゲンガーで無理矢理突破することが出来る、
ゴツメジャローダのような挑発のないジャローダに勝てる 等
現環境にスキスワは合っていると思います。
選出率五番目
・性格 臆病
・努力値 cs252
アタッカーとしての採用のためcs振り
・技構成
シャドボ 気合玉 道連れ 鬼火or挑発or凍える風
道連れはメガゲンガーには無くてはならないと思うので確定、
広範囲に打点を取るためにシャドボ、気合玉。
ラス枠は選択です。
ガルーラ入りにマンダと同時選出しやすくなる鬼火
メガヤミラミに対してクレセリアのスキスワから挑発を打ち道連れすることが出来る挑発
ニトチャ剣舞リザXを対面から道連れすることが出来たり、スカーフを叩き落としたガブを倒す等 倒せる範囲を広げる凍える風
どれも一長一短だと思います。
私的にはニトチャ剣舞リザXを対面から道連れする事が出来る凍える風を推奨します。
【このポケモンについて】
ガルーラを倒すことは諦めたのでガルーラを道連れするためのポケモン。
アタッカー兼ガルーラ対策。
高速高火力広範囲なので蜻蛉返りとの相性が良いです。
ガルサナリザ等、ゲンガーより遅いメガポケモンを1:1交換し、残りの5体をこちらの2体で見る選出をするとそれらが軸の構築と とても戦いやすくなります。
これは私がゲンガーを使っていて意識していることで、最大の強みだと思っています。
●流行りのガルガブボルトスイクン霊炎に対しては、
ゲンガーホルードスイクンと選出すると、ある程度は勝つことができます。
選出率三番目
これでシーズン10構築記事を終わります。
見てくださった方ありがとうございました!
前期2100に乗せることが出来なかったのでシーズン10で乗せることが出来て本当に安心しました。。。